新聞折り込みとポスティングの違いどちらが効果的か?

ポスティング

新聞折り込みとポスティングの違いとは?

新聞折り込みとポスティングは一見すると似ているイメージですが、実際にはいくつかの違いがあります。
前者の新聞折り込みは文字通り新聞に対してチラシを折り込んで、新聞と共にチラシの配布が行われることになります。
必然的に依頼をする相手となるのは新聞の販売所や仲介業者で、チラシが配布されるのは新聞の配達エリアとなるわけです。
新聞を取っている人に対してチラシを配布できたり、内容を伝えられるのがメリットで、郵便受けに直接投函する場合と違って、チラシが捨てられにくいのがポイントです。

一方、後者のポスティングは折り込みではなく、チラシそのものを郵便受けに直接投函するのが特徴です。
配布エリアが新聞と違って縛られにくく、新聞の配達エリアよりも広範囲に配布したり、逆にエリアを絞って配布も行えるのが強みとなっています。
例えば一戸建てのみに配布をしたり、マンションやアパートといった集合住宅に限定して配布することも可能です。
これをセグメント配布といって、新聞を取っていない層にもアプローチできるのが魅力です。
つまり、例えばリフォームのチラシであればリフォームを考えている可能性が高い一戸建てをターゲットに、賃貸物件のチラシはマンションやアパートなどの賃貸物件に限定して配布できます。
そうした柔軟性の高さが新聞折り込みにはないポスティングの優位な点で、より効率的に無駄なく効果的な集客ができるようになります。
しかし、エリアや条件を絞り込まない新聞折り込みは、配布のスピードという点で有利です。
ポスティングは大量かつ広範囲に配布するのに向いていて、短期間にまとめて大量のチラシを配布したい場合に適しています。
新聞折り込みは折り込めるチラシのサイズに制限がありますが、ポスティングはポスターほどの大きさのものや小冊子のように多少厚みがあるものも配布できます。
試供品つきのチラシにも対応可能ですから、本当に柔軟性が高くて活用の幅が広いことが分かります。


気になるのは料金ですが、新聞折り込みはサイズによるものの、1枚あたり3円くらいで印刷できます。
ポスティングは地域だったり、依頼する会社にもよりますが高くても5円ほど、安ければ2円くらいで印刷してもらえます。
厚みのある小冊子や試供品つきは流石に単価が高めになるでしょうが、新聞の販売所が受けてくれないチラシも配布してもらえるのは確かです。
新聞は年々購読者が減少傾向にありますから、今後は効果も低下していくものと予想されます。
母数が少ないと期待できる効果が下がるのは当然なので、特に過疎化している地方は効果に期待するのが難しいでしょう。
郵便受けに直接チラシを投函する方法は、新聞を取っていない住宅にも配布できるのが強みですし、その分効果にも期待できますが、クレームを受けやすいデメリットがあるのは否めないです。

新聞折り込みは購読している住宅に一緒にチラシを配布する形なので、クレームが出にくいといえます。
ところが、チラシ単体での配布となると話は別で、必要としていないチラシが投函されると、それに腹を立ててクレームを入れる人が現れるのは仕方がないです。
チラシが欲しくないから新聞を取っていない人は特に、チラシに対する拒絶感から強いクレームが入れられる可能性が高いです。
このように、どちらも一長一短があることが分かりますが、同時に強みやメリットも分かるので使い分けられますし、上手く使い分ければ活用できるはずです。
前者は地域のスーパーや家電量販店といった業種に向いており、後者は特定の層にアプローチしたい飲食店やサロンなどに向いています。
いずれにしても活用方法がポイントになるので、どのような効果に期待したいかによって、最適と思われる選択をすることをおすすめします。

お問い合わせフォーム