ポスティングの配布別料金

ポスティング

ポスティング料金は1枚料金の内訳や目安金額

ポスティングにはいくつかの配布方法がありますが、方法によって料金もまた違ってきます。
投函がNGの住宅を除いて投函を行うローラー配布は、比較的リーズナブルな単価で利用することが可能です。
地域や配布するチラシにもよりますが、料金の目安となるのは1枚あたり5円前後の金額です。
小冊子ではなく1枚もののチラシであれば、安い地域だと1枚あたり3円くらいで配布してもらえるでしょう。
逆にポスターのような大判や厚みのある小冊子、細かな条件つきだと、1枚あたり5円以上、6円くらいになることもあります。
一方で一戸建てやマンション、アパートなど特定の住宅に絞ったり、エリアを限定して配布するセグメントは、ローラー配布と料金体系が異なります。
ローラー配布はより細かな条件の指定ができる分、料金は1枚あたり最低でも5円くらいが相場となっています。
高い場合は1枚10円にもなりますから、セグメント配布はポスティングにおいて単価が高めな配布方法だといえるでしょう。
注意が必要なのは、ポスティングには他にも費用が発生するケースがあることです。
例えばより短期に大部数の配布を依頼すると料金が上がること、狭い範囲より広範囲ほど料金が上昇する傾向にあるなどです。
理由は配布する部数に対して期間が短いと、それだけ人手が必要になって人件費が嵩むことにあります。
範囲についても同様で、狭い範囲であれば少人数で配布できますが、範囲が広がればその分スタッフの数が増えて人件費に上乗せされます。
ポスティングは人が足を使って地道にチラシを投函するので、一度に持ち運べる部数が少なくなる大判や厚手は配布しにくいです。
つまり通常よりも配布に時間が掛かったり、人手がより多く必要になるので、料金が相場と比べて高くなる可能性があることに注意が必要です。
印刷や折る作業を含めてまとめて業者に依頼すれば、総額が安くなることに期待できますが、逆に高くつくこともあるので油断禁物です。
繁忙期は特に問い合わせや予約が集中しますから、あれこれ指定して注文をすると、料金がかなり高くなることになり得ます。
優先的に配布してもらおうとすれば、料金が通常の1.2倍、1.5倍になっても不思議ではないでしょう。
ポスティングの定番といえば、スタンダードで手頃なA4サイズですが、これを1万枚配布しようとすると少なくとも3万円から4万円の予算が必要になります。
サイズがA3ともなれば料金は2倍からそれ以上になるので、最低でも10万円は覚悟する必要がありそうです。
しかし、チラシが大判になるとそれだけインパクトも大きいですし、写真やイラストを含めて多くの情報を大きく載せて情報を発信することができます。
ポスティングは反応率が0.2%前後といわれているので、1万枚のチラシを配布して反応に期待できるのは20人くらいです。
3~4万円のコストで興味を持つ20人にアプローチできることを考えれば、決して高くない費用だといえます。
半分の5千枚にすれば料金も半分になるので、反応に期待できる人数も10人ほどに減りますが、予算が限られていても効果的なチラシの配布が実現します。
これは東京都内の目安となる料金単価ですから、地方であればもっと安く済ませられる可能性があります。
いわゆる新聞の折り込みは料金が安い傾向ですが、セグメント配布に対応していないのが欠点です。
特定の層に向けて効果的にアプローチできるセグメント配布はやはり、チラシを使った宣伝や営業になくてはならない方法です。
アプローチしたいターゲットやエリアが決まっているのであれば、こうした料金相場を目安にして、予算と相談しながら効果的な方法を選択することをおすすめします。

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